腫瘍科の特徴

体表や体内のできもの・しこりなどの腫瘍性疾患を診察します。良性・悪性の鑑別から治療方針の選定まで、飼い主様と丁寧に話し合いながら進めます。QOL(生活の質)を最大限に尊重した治療を提供します。

奈良動物二次診療クリニック 腫瘍科研修 修了

奈良動物二次診療クリニック 腫瘍科研修 修了

正確な診断で治療方針を決定

細胞診・病理組織検査・画像検査を組み合わせて良性・悪性を正確に鑑別し、最適な治療方針をご提案します。

QOLを重視した治療選択

「治す」だけでなく、痛みや不快感を取り除き快適な生活を維持することを治療の目標に置きます。飼い主様のご希望を最優先に考えます。

飼い主様への丁寧な説明

腫瘍の診断・治療方針については、飼い主様が十分に納得した上で進められるよう、わかりやすくご説明します。

よくある症状

よくある症例

犬によくある症例

皮膚にできる悪性腫瘍のひとつで、見た目だけでは判断が難しく細胞診が必要です。体のあちこちに発生することがあります。

乳腺に発生する腫瘍で、犬では約50%が悪性といわれています。避妊手術で発生リスクを大幅に低減できます。

脂肪細胞からなる良性腫瘍で、皮膚の下に柔らかいしこりとして触れます。急激な増大がみられる場合は精査が必要です。

若い犬に多く見られる良性の皮膚腫瘍で、多くは数週間〜数ヶ月で自然に退縮します。

口の中に発生する腫瘍で、悪性のものが多く早期発見が予後を左右します。口臭や流涎が初期症状として現れます。

リンパ節が腫大する悪性腫瘍で、全身性に広がりやすい疾患です。化学療法が主な治療法となります。

猫によくある症例

皮膚や口腔内に発生する悪性腫瘍です。猫では耳・鼻・口に多く、日光への長期暴露が原因になることもあります。

猫で最も多い腫瘍のひとつです。消化管型・縦隔型などがあり、消化器症状や呼吸器症状として現れます。

猫の乳腺腫瘍の約80〜90%が悪性で進行が早いです。早期の外科切除が最も有効な治療法です。

皮膚や内臓に発生し、犬と比べて悪性度が高い傾向があります。脾臓や腸管に発生することもあります。

皮下組織や筋肉に発生する悪性腫瘍です。ワクチン接種部位に発生する注射部位肉腫が知られています。

治療の流れ

問診

問診

しこりの発見時期・大きさの変化・全身状態、食欲・体重の変化などをお聞きします。

STEP
1

検査

検査

しこりの性状を評価し、良性・悪性の鑑別に必要な検査を行います。

細胞診(FNA・針生検)、病理組織検査、血液検査、腹部・胸部レントゲン、腹部超音波検査

STEP
2

診断・治療

診断・治療

病理検査の結果をもとに良悪性を判定し、外科切除・化学療法などを提案します。

STEP
3

治療・経過観察

治療・経過観察

治療後も定期的な検査で再発・転移がないかを確認し継続管理します。

STEP
4

費用目安

検査・処置内容費用目安
細胞診(FNA)3,000〜6,000円
病理組織検査10,000〜20,000円
血液検査(腫瘍マーカー含む)8,000〜15,000円
腹部・胸部レントゲン3,000〜6,000円
外科切除手術50,000〜200,000円(部位・難易度による)
※ 動物の種類・体重・症状により費用は異なります。詳しくはお問い合わせください。

診療科目